VMware FusionでWindows XPのハードディスク容量を拡張する
VMware Fusionで仮想マシンに割り当てたハードディスク容量が小さすぎたことにあとから気づくことはよくあると思います。「仮想マシン > 設定 > ハードディスク」からディスクサイズを増やすことはできますが、これは物理的にハードディスクの容量を増やしたと仮想環境内で想定した状態 (ややこしい。。) なだけであり、当初の容量が1つのパーティションとして固まってしまっているため、そのままでは増やした容量をWindows XPで活用することはできません。
どうしたものかと思っていたところ、VMware Fusion for Mac Part 7 - 2ちゃんねるでのやりとりから、UbuntuのインストールCDイメージファイルを活用すればどうにかなるっぽいことが判ったので試してみました。955さん, 956さん, 961さんに感謝です。
- 試した環境
- Mac OS X Leopard 10.5.5
- VMware Fusion 2.0 (116369)
- Windows XP Home Edition SP3
まずは「仮想マシン > 設定 > ハードディスク」から容量を拡張し、その直後のスナップショットを撮っておきます。デリケートな作業をするため、トラブルがあっても戻れるようにしておいた方がいいでしょう。
これからやる作業をヒトコトでまとめると、Windows XPの仮想マシンをUbuntuのインスコCDから起動し、インストーラーでパーティションを編集してからインスコをキャンセルする、ってことです。
△Windows XPの仮想マシンを起動した状態で、CD/DVDの設定からUbuntuのCDイメージを選択して接続すると、Ubuntuのウィザードが起動するので、「デモと完全インストール」をチョイス。
△C起動やoption起動しか解らないマカーのために、UbuntuがPC/AT互換機 (を模した仮想マシン) のCD起動を助けてくれる。「CDから起動するのを手助けしてください」をチョイス。
△仮想マシンを再起動するとこんな画面に。矢印キーでUbuntuを選択してenterを押すんだ。
△Ubuntuデスクトップにある「インストール」アイコンをダブルクリックしてインストーラーを起動する。
△言語、時間帯、キーボードの選択とかを経て「ディスクの準備」へたどり着いたら、「手動」をチョイス。
△Windows XPのパーティションを選択した状態で「パーティションを編集」をクリック。
△空き領域との合計値を容量に指定。「利用方法」はntfsを指定。「パーティションの初期化」チェックボックスは多分チェックしない方がいいんだと思う。。
△南無三っ! と叫びつつ「続ける」をクリックする。
△しばらく待ってるとこんな感じでパーティションが統合されるので、そしたら「キャンセル」をクリックしてインストーラーを終了する。Ubuntuデスクトップ右上のボタンが電源関係のメニューなので、そっから「再起動」すればいいよ。メデタシメデタシ。。
△かと思いきや、仮想マシンを起動するたんびにOSの選択を迫られるようになっちゃったYO! これを直す方法が判ったら、またこのエントリーを更新するです。。