字幕だ吹き替えだって張り合わずに両方やれや

映画面白いのにねえ〜ニュース「洋画離れ止まらず。興行収入4割減少」を読んで〜- ゾンビ、カンフー、ロックンロールとか、その元記事とか読んで思ったことをダラダラと書いとく。別に主張とかはないのでムリにまとめたりオチをつけたりはしないつもり。

オレもsamurai_kung_fu氏ほどではないにせよ、月に6〜7回は映画観に行くんだけど、これくらいの頻度で映画館行くヤツって、映画が酸素みたくなってるんじゃないかと思う。映画鑑賞ってのは呼吸。面白いとかつまらないとかじゃなくって、暗闇の中に身をうずめてポップコーン喰ってコーラ飲んで、35mmフィルムの映像が投影されるスクリーンをみつめてると満たされるわけですよ。

ぶっCHAGE, スタージョンの法則どおり、ほとんどの映画はつまらない。9割の映画は、その映画の予告編の方が本編よりも面白いから、期待を下回ることの方が多い。つまらない映画を観て、自らその映画がつまらないってことを知ることに1,200円 (レイトショー料金) をかける価値は充分あると思うんだが、そんな気持ちはフィルムジャンキーしか共感できないのであって、上記エントリーへのコメントから引用させてもらうと


映画好きな人の意見だよな〜、と思う。

 

結局映画の興行収入が下がってるってのは

映画に対して普通の興味しか抱いていない層が映画を見に行かなくなってるってことでしょ?

その層に対して映画をよく知ってる人が「よく見たら本当は面白いんだぜ」って言っても

よく見る気がない人の心には届かないよ。

ってのは100%禿同するよりほかないわけで。

あと、映画料金は1,000円で観られる日が増えたりとかレイトショー割引やレディースデーの一般化だとかで、オレが映画を観始めてからの15年間では実質値下がりしている。以前はたまに作品による差別化があって、大作公開時には当日料金で2,000円をぼったくったりとかしてたし、前売りも一般1,500〜1,600円、学生1,200〜1,300円とかだったような希ガスる。15年前より安くなったレジャーなんて映画以外にあるか?

TOHOもMOVIXもワーナーマイカルも、どこ行っても料金が画一ってのはおかしいけどな。競争してより安くなるべきではあるし、前売りなんて制度は廃止するべきだと思うよ、思い立って映画観に行くのにわざわざ金券屋寄るのは面倒だ。1,800円ってどんだけ。

あと、引用の引用になるんだけど、


「アメ公の作る映画はストーリーが単純すぎる。正義の主人公がいる。主人公に敵対する悪がいる。両者がガーンとぶつかる。主人公が勝って、ヘイ、ビクトリー♪こんなの幼稚園児だって飽きる」

について。これは1つの黄金パターンであって、ヘイ、ビクトリー♪の描き方が無数にあるのであって、その中でまれに傑作が生まれる。音楽でゆうと、どいつもこいつも失恋だの別れだのを唄ってるのと一緒。

そうか洋画の話なんだったっけか。字幕離れとかどうとか云ってないで、以前よりもスクリーン数が増えてるんだから、字幕も吹き替えも両方上映すればいいだけの話。ってゆうかもうやってるじゃんか、問題ない。

邦画よりも洋画の方が制作費かかってるから、入場料が同じならオレは断然洋画観るけどね。あと、アメリカ人も聴覚障害者も一緒に楽しめるから、字幕のほうがよりオススメだね。